風水師として

はからい堂誕生

 

私、一条珠碧の事を少し。

風水師となる前、私はインテリアコーディネーターをさせていただいていました。

それは華やかな見た目の美しさと暮らしのセンスをお客様に提案するとてもやりがいのある仕事でした。

 

しかし心のどこかでずっと違和感を感じていました。

 

 

なぜなら私は風水好きが高じて本場仕込みの先生に師事させていただき、インテリアコーディネーターになる前から、そしてなってからも18年間の間、風水の研究を重ねていたからです。

 

 

もちろんお客様にも風水の話を何度かさせて頂いたりした事はあります。

しかし興味はあるものの知識が追い付かず、知らないふりをしている方がほとんど。しかも多くは昔ながらの間違った家相と混同したものが驚くほどに多い...

 

立場上強く言うこともできず歯がゆい思いと共に、ただ図面を拝見しお客様のしあわせを祈るばかりの日々でした。

 

 

そんな折、風の便りで以前ご縁のあった方が新居に引っ越してから間もなくご病気になったことを聞きました。

風水を勉強している自分はすぐに家が原因ではないかと思いました。

 

なぜなら家の風水が悪い影響を与えている場合、遅くても2年以内、早ければ1~3か月で影響が出てくる事を知っていたからです。

 

それだけが原因だとは思いませんがとてもショックでした。

 

自分の知っていることを伝えたい、 

そして自分の知識を堂々と形にしていきたい。そう思いました。

 

 

インテリアコーディネーターの職を辞するというのはもったいないと皆から言われました。

しかし私は、風水師となりたくさんの方の「しあわせへの道しるべ」を創るということが誇らしくとても楽しみでワクワクしていました。

 

転勤族の夫と共に私はいま、秋田市に住んでいます。

持ち家率全国1位の秋田に住まわせていただいているのも何かのご縁、

そう思いここ秋田にて「はからい堂」を誕生させていただく運びとなったのです。

 

 

辞書によると「はからい」とは心遣い、考えて適切な処理をするとあります。

「はからい堂」は今と未来をむすぶ光。全てが神様からのはからいであってほしいと名づけました。

 

 

家を建てるもしくは選ぶ際、見た目にお金をかけたくなるのは当然のこと。

 

しかし、そこには見た目以上に大事なことがあることを忘れてはいけません。

 

なぜなら、そこはあなたとあなたの大事な家族が長い時間過ごす場所だから。

 

そこはあたりまえのように、しあわせが常にあり、金銭的苦労もなく、皆にとってただ安らげる場所

そういった住まいを手にしてほしいと心から願っています。

 

 風水とは信じる信じないや迷信ではありません。

私たちが意識せずとも常にそこにあるものなのです。

自然の摂理、真理に私たちがいかに沿うことができるか、それだけなのです。